日本でも多くのハーブ愛好家がおり、近年ではハーブの苗を取り扱う店舗が増えてより身近な存在になってきました。中でも、カモミールはハーブのことをあまり知らない方でも、一度は耳にしたことがあるハーブではないでしょうか。

カモミールは、白くて小さなかわいらしい花を咲かせるハーブです。花はデイジーに似ていて、お日様の下に咲いているカモミールはもているだけで癒されるハーブです。芳香は、りんごやパイナップルのようなほんのりと甘くフルーティな香りで、ハーブティとして広く愛されています。今回は、そんなカモミールの育て方についてご紹介していきます。

 

育てる前に知っておくカモミールの特徴

カモミールは、古代エジプト文明からすでに薬草としての効果を見出されて人々に愛されてきました。実は、日本にも江戸時代には伝わってきていて、日本名ではカミツレと呼ばれ、漢方として使用されていました。そんなカモミールは、植物のお医者さんと呼ばれたりします。効能として、炎症やアレルギーを浅てくれたり、リラックスを促してくれたり、安眠作用も含まれています。このほかにも血流を改善したr、生活習慣病を予防してくれたりと嬉しい効果が沢山あります。

また、カモミールには2種類に分類されます。ジャーマンカモミールとローマンカモミールという種類があります。同じカモミールですが、使われ方が異なっています。ハーブティーとして楽しみたい場合は、ジャーマンカモミールを選ぶことをお勧めします。ローマンカモミールをハーブティにすると軽度ですが苦くなってしまいます。ローマンカモミールは精油として用いられることが多くあります。逆に、ジャーマンカモミールは、精油にした場合に、ローマンカモミールほどの強い香りを得ることができません。このように、目的に合わせて2種類のカモミールを選んで購入してください。

 

カモミールの育て方は種からでも大丈夫

カモミールの育て方は、あまり難しい部分はないので初心者の方でも安心して始められます。このため、カモミールは初心者の方でも、苗からだけではなく種から育てることが可能です。ちなみに、種からカモミールを育てたい時は、一年草のジャーマンカモミールを、苗から育てたい時は多年草のローマンカモミールとなります。
種からの育て方は、春蒔きか秋蒔きにします。

この時、注意しなければいけないのは、カモミールの種は非常に小さいので、種を蒔いた後は、薄く土をかぶせる程度にしておいてください。そして、発芽してくるまでは、水やりは霧吹きで行うようにしましょう。なぜかというと、種が小さいので、他の植物たちと同様に水をあげてしまうと、種が流れていってしまうからです。
苗から育てる場合は、最初から他の植物と同様に水やりをしていただいて問題ありません。購入してきた苗を移し変える際は、種蒔きをする時と同様に春か秋に実施することをお勧めします。

 

カモミールにあった水やりの方法

カモミールは、乾燥に強いハーブです。このため、水のやりすぎに注意が必要です。今までにもし、水のやりすぎが原因で植物を根腐れさせてしまっていたことがある方は特に気をつけてください。夏は、水分が蒸発しやすく土の乾燥が気になりやすいですが、蒸れにも弱いハーブなので、夏だからといって水をやりすぎないように注意してください。早朝や夕方など、夏でも涼しい時間帯に水やりをしてあげましょう。土の表面が乾燥してきたら数日乾燥状態を維持しても問題なく成長していきます。
また、カモミールは蒸れることが苦手なので、水やりの際に葉が生い茂っている場合は、選定をして風通しを良くしてあげてください。また、周りと比べて土の乾きが遅いと感じた際は、カモミールを風通しの良い場所に移動させてあげてください。このように環境に気を使ってあげれば、カモミールは元気に育ってくれます。

 

カモミールにあった土の選び方

カモミールは、先ほどご紹介した通り乾燥を好むハーブです。このため、カモミールには、水はけの良い土があっています。しかし、特別な土を購入する必要はありません。市販されているハーブ用の土であれば問題ありません。もしくは、ご家庭にあれば、赤玉土を多めにしてそこに少し腐葉土を混ぜた土でも良いです。ジャーマンカモミールの場合は、最初の土に肥料を混ぜこんでおけば特に追加して必要な肥料はありません。ローマンカモミールの場合は、2ヶ月に1回程度のペースで液体肥料を根元にさしてあげると、より元気に育ちます。この肥料を選ぶ際には、窒素成分が多く含まれていないものを選ぶことをお勧めします。ローマンカモミールの場合はあまり、肥料に窒素成分が多いと、葉はよく生い茂ってくれるのですが、可愛いカモミールの花があまり咲いてくれない場合があります。

 

まとめ

可愛らしい花を咲かせるカモミールを育ててぜひハーブのある暮らしを楽しんでください。白くて小さなカモミールの花が咲いたら、収穫をして1週間から2週間ほど乾燥させてみてください。しっかり乾燥できていれば、後はお湯を注げば嬉しい効能が沢山詰まったカモミールティーの出来上がりです。目で癒されて、カモミールティーにして癒されて至福の時をお過ごしください。