「ハーブを育ててみたい!でも緑ばかりじゃちょっと味気ないからおしゃれなものがいい!」
そう思ったことはないですか?
チェリーセージはハーブの仲間で、初夏から秋にかけてとても長く花を咲かせる多年草です。
他のハーブと同様に丈夫で害虫も少ないので、初心者さんでも簡単に育てることができますよ。

 

綺麗な花を咲かせるために

チェリーセージは、ブルー系や紫系を中心に、多彩な色の花を咲かせるのが特徴です。普通のハーブと同様のお世話の仕方でも充分育ちますが、せっかく育てるなら、できるだけ長く綺麗なチェリーセージを咲かせたいですよね。
チェリーセージならではの、ちょっとした育て方の方があるのです。

 

日当たり命

まず、日当たりがよく、風通しのよい場所に植えること。丈夫ですので半日陰でも育ってくれますが、日照不足になると花付きが悪くなります。南向きのお部屋ならベランダで鉢植えするのがオススメです。
あと、注意して欲しいのは、どんな植物でもそうですが、換気扇や通気口の近くには置かないこと。風で葉っぱが傷んだり茎が曲がったりして、最悪の場合温風で枯れてしまうこともありますので!

 

欲張らないで植えて

複数株植える場合には、環境がよければそれだけ広く根を張りますから、充分に株間を確保しましょう。一般的な苗から植える場合は、20センチほど離せば問題ないでしょう。ただ、稀に1メートル越えの観葉植物サイズに育ってしまう事もあるため、その際は大きめの鉢に植え替えを。ちなみにうちで育てていたチェリーセージは一株だけで、牛乳パックで作った手製のポリポットの中でいい子に育ってくれました。鉢の大きさに合わせて根を広げるようですので、そこまで神経質になる必要はないかと。

 

過保護は禁物

初めてハーブを育てる時にやりがちなのが、つい毎日水やりしたり、こまめな追肥をしがちですが、ちょっと待った!
ハーブにはそれ、逆効果なんです。
ハーブの仲間は、もともと放っておいても勝手に増えるくらいじょうぶな植物ですので、あまり肥沃な土作りをしてしまうと、葉が黒く変色してしまったり、根腐れを起こして枯れてしまう可能性が高いのです。
基本的には、日照りで土が乾いた時だけたっぷりと水をやること。一年を通しても追肥の必要はありません。
それでも、どうしても気になるという場合は、化成肥料をほんの少量だけ与えてみてください。

 

日々のお世話

こまめな水やりも肥料もいらない。
じゃあ、何をすればいいの?と、園芸をするにしてはちょっと退屈になってしまうかもしれませんね。大丈夫、おたくのベランダのチェリーセージは、ちゃんとあなたのお世話を必要としていますよ。それは、剪定です。
剪定というと、盆栽や松の木など、なんだか大掛かりで大変な感じもしますが、チェリーセージのような小ぶりな株なら、全然そんなことはありません。
押さえておきたいのは、チェリーセージは一茎に一輪の花ではなく、1本の茎に穂状にいくつもの花がついて、下から上に順に咲いきます。だから、穂状の花が上まで咲き終わったら、花の根元から5センチほど離れた茎から剪定をしてください。
花を切り落としちゃうの?と心配になるかもしれませんが、安心してください。
その付近に少し芽が伸びていますが、これが次の花となり、剪定後は2本の穂状の花になります。終った花はいつまでもつけておくと、株の栄養が枯渇して枯れてしまいます。人間も、一度にたくさんの荷物を持っていたら疲れてしまいますものね。次の花のためにエネルギーを回した方がいいので、花が散ったらどんどん剪定していってください。

 

冬はどうすればいいの?

チェリーセージは秋頃まで花を咲かせる、と説明しましたが、冬の間はどうすればいいのでしょうか?
チェリーセージの耐寒性は品種によって少し違いますが、最低気温-5℃~-10℃くらいです。地植えで切り詰めなくても関東南部であれば問題なく冬越しできます。
東北なら、室内に入れてあげて、雪を被らないように防寒対策をしてあげましょう。

 

まとめ

はじめは色々思うことがあるでしょうけれど、チェリーセージは丈夫で育てやすい植物ですので、初心者さんでも安心して園芸を始めることができます。
水やりが少ないのがちょっと…と思う方もいるかもしれませんが、その時々でちょっと違う顔を見せる花や葉っぱに、思わず顔がほころんでしまうかも。ここまでチェリーセージの育て方について細かく説明してきましたが、最初はあまり気張らず、思いのままに育ててみるのもいいさもしれませんよ。環境によってベストな育て方も違いますので、この記事をベースに、自分でこれはいいのかな?と思ったことは積極的に試してみてください。
はじめは上手くいかないこともありますが、失敗してもまた取り組めるのがチェリーセージを育てるうえでの醍醐味でもあるのですから。