ハーブにはいろんな種類があって、見た目も可愛くて食べられるハーブはたくさんあります。例えば、ミントやオレガノ、バジルなどがあげられます。
そんな中、チャービルというハーブをご存知でしょうか。なんとなく聞いたことがあったり、料理に添えてある姿を見ると、レストランで一度は食べたことがあるかもという方が多いハーブです。
このチャービルは、まだ日本ではあまり知名度はないかもしれませんが、見て楽しい食べて美味しいハーブなのでぜひチャービルとその育て方についてご紹介させていただきたいと思います。

 

チャービルは名脇役のハーブ

チャービルという名前だけ聞くと、馴染みのないハーブのように感じますが、実は日本の料理にも使用される機会のあるハーブです。日本名では、「ウイキョウセリ」という名前で知られています。見た目はパセリに似ていますが、パセリよりも甘い香りを特徴としています。西アジアや中央アジアを原産とするハーブです。平安時代に日本に伝わってきたハーブで魚料理に用いられることが多いハーブです。

一番使用される機会が多いのは、フランス料理のためチャービルは別名「フレンチパセリ」とも呼ばれます。チャービルはこう見えて名脇役で、フランス料理だけではなく、ケーキやタルトなどちょっとしたスイーツや料理の上にさりげなく飾られています。食べていいのかと一瞬悩むあの葉っぱがチャービルです。
加熱してしまうと、チャービルの良い香りが飛んでしまうので主に生で使用されます。チャービルは、パセリのような葉を持ち、5月になると小さくて可愛らしい小さな花をいくつも咲かせて目を楽しませてくれます。

 

チャービルを育てるのに最適な環境

チャービルは、種を春に蒔いても秋に蒔いてもすくすく育って収穫することが可能なハーブです。チャービルを料理に使いたいと思い立って購入してきても、その気持ちが収まってしまう前に収穫できて料理に使えるのが嬉しい部分です。
だいたいの目安で、種まきから2週間ほどで収穫を行うことができます。収穫の際に注意していただきたいのは、チャービルの花が咲いて種ができてしまうと株ごと枯れてしまうことがある点です。種の収穫用以外の花の茎は残しておかずすぐに摘み取ることでチャービルを長く楽しむことができます。

またチャービルは、風通しがよく明るい日陰を好む傾向になります。「明るい日陰」というとどっちなんだと迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、植物なので日光が必要なのですが、あまりにも直射日光を浴びてしまうと、チャービルの場合は葉が硬くなってしまいます。葉が硬くなってしまうと、食べる時にも存在感が残りすぎてしまって美味しくいただくことができなくなってしまいます。

チャービルを置く場所に悩んだら、朝日はあたりけれどその後日陰になってしまう場所といった一日の中の一コマでも日が当たる場所を見つけていただければ最適です。

 

チャービルは乾燥が大の苦手

チャービルは、乾燥が大の苦手なハーブです。このため、乾燥してしまうとすぐに元気がなくなってしまい、しんなりとしてしまいます。土の表面が乾いたなと思ったら、たっぷりの水やりをしてチャービルを乾燥から守ってあげてください。
この乾燥が苦手なチャービルは、夏に要注意です。夏場は、朝にたっぷりの水やりをしても、あまりの暑さにすぐに乾燥してしまう可能性があります。場合にとっては、1日2回の水やりが必要になることもあるので注意してください。

もし、他のハーブと寄せ植えを考えている際には、同じ乾燥が苦手な種類のハーブと一緒にしてあげてください。同じハーブでも、乾燥を苦手とするハーブもあるので要注意です。

 

チャービルに最適な土と肥料

チャービルは、先ほども紹介した通り乾燥を嫌うハーブです。そんなチャービルの土を選ぶ際は、保水性の良い土を選ぶと最適です。保水性のある土作りの際には、赤玉土やバーミキュライト、ピートモスなどの種類の土があります。土を購入する際にこういったものが含まれているか見てみるのもお勧めです。

肥料はあまり必要ありません。購入して植え替える際に、元肥として緩効性の肥料を土と混ぜて入れて置く程度で問題ありません。元気がなくなってしまった時には、液体肥料を根元に与えることで様子を見てください。

ただ、一つ注意点があります。それはチャービルに与える肥料の種類です。観賞用ではなく、食用にも活用を考えていらっしゃる方は、肥料を購入する際になるべく野菜用のものを購入してください。

 

まとめ

チャービルは見ても楽しい食べても美味しいハーブで、新しいハーブに挑戦して見たい方にはお勧めのハーブです。乾燥が苦手なので、水やりをしっかりしていけば、種まきから約2週間で収穫できるとても便利なハーブです。
いつもの料理を、チャービルを散らすことで、おしゃれなレストラン風の一品に仕上げられます。ハーブを育てつ楽しさと料理の楽しさをぜひチャービルで味わって見てください。